作品研究をしよう

アンデルセンの「人魚の姫」の作品研究をする
これはまず設定、性格から物語が始まる


設定
人魚は海底に住んでいる 人魚のお姫様は全部で6人いる
性格
一番下のお姫様は少し変わっていて大変物静かな、考え深い子供


そこへ事件が起こる
主人公の人魚姫海の上に出る 海の上には美しい王子をのせた船が浮かんでいた
夜になると嵐になり船は沈み人魚姫は王子を助けて人間の住む世界まで送る


事件のあとの経過を語る
姫は幾晩も幾晩も王子と別れた海辺に浮かび上がってきた
ある日人魚姫のお姉さん達に王子への思いを打ち明ける
お姉さん達は姫を王子のすむ城まで連れてくる


そこで設定
王子の城は立派


それから物語の経過
人魚姫は王子の城へいつも行くようになる


伏線
人間と人魚の違い
人魚は300年の寿命があるが人間と違って永遠の魂がなく死ぬと海の泡になる
人間は永遠の魂を持っていて死ぬと天国に行く


物語
人魚姫 魔法使いのところへ行って美しい声と引き替えに人間の足を手に入れる薬をもらう


伏線
王子と結婚しないと死んで海の泡になる


物語
海の上に上がって人間の足を手に入れ王子と出会う


事件
王子は別の女性と結婚することになった


物語
王子と結婚相手の王女と人魚姫が一緒の船に乗る


事件
お姉さん達が髪の毛と引き替えに魔法使いからナイフをもらってくる
王子を殺せばもとの人魚に戻れるという


クライマックス
姫はナイフを捨てた
朝日が昇った
人魚姫は海の上に飛び込んだ泡になっていった


どんでん返し
姫は空気の精の仲間になる
よい行いをすれば永遠の魂を手に入れることができるという
希望を持って物語が終わる


皆さんもお気に入りの短い物語、伝記があれば物語の構成をこのように分析しよう
ストーリーの基本が分かる