スクリーンのストーリーの要素 7自分をはっきり示すこと

「ドラマの中のこの最も落ち込んだ時に、主人公は内的な欲求に取り組むようになり、そうして外的な劇的葛藤の圧力で内的な重要な変化を経験していく。
この自分をはっきり示すことは、別の人物への会話で表現されるかも知れないが、一般的には、観客が主人公の内部の変容を想像するよりも自分をはっきり示した影響を見た方がより効果的である。
実際、かく時には自分に一つのルールを課すこと。すなわち、登場人物は決して気づきはしない。観客が、登場人物のすることに基づいて気づくのである」
ハリウッド脚本術―プロになるためのワークショップ101