ハリウッド脚本術

「ライターは内なる声に耳を傾けなければならない ライターの内なる声ではなく、ライターの中にいる登場人物の声の方である」「積極的に耳を傾けることを学びなさい。登場人物があなたに話しかけるようにさせること」「あなたが強いることがなくても、登場人…

9闘争 主人公と敵対者が争う 夫婦げんかだったり法廷闘争だったり銃撃戦だったりする10解決 「主人公は、きっかけとなる事件により確立された葛藤を解決し、それから新しいストーリーにすすんでいく 主人公も周りの社会もこのストーリーの出来事によって…

7自分をはっきり示すこと ドラマの中のこの主人公の最も落ち込んだときに、主人公は内なる欲求に取り組むようになり、そうして外的な劇的葛藤の圧力で内なる重要な変化を経験していく。 この自分を外側に表現することは主人公の内なる変化の影響を見せた方…

スクリーンのストーリーの要素 7自分をはっきり示すこと

「ドラマの中のこの最も落ち込んだ時に、主人公は内的な欲求に取り組むようになり、そうして外的な劇的葛藤の圧力で内的な重要な変化を経験していく。 この自分をはっきり示すことは、別の人物への会話で表現されるかも知れないが、一般的には、観客が主人公…

3スクリーンのストーリーの要素 6対立

「どのドラマにも、主人公が自分の目的に到達するのを妨げようとする外の力が必要である。大部分、この対立勢力は擬人化された敵対者の形をとる。 更に、敵対者は主人公よりも強大で強力で、より多くの資金をもっている必要がある。もし敵対者が主人公よりも…

3スクリーンのストーリーの要素 5準備

「外的な目的を達成することは、主人公にとって簡単じゃないだろう。もし簡単だったらストーリーにならない。 普通は主人公がする最初のことは、目的を達成するための戦略を練ることで、資金や道具をそろえ、目的の達成を助けてくれそうな必要な勢力を集める…

3スクリーンのストーリーの要素2

4外的な目的 「きっかけとなる事件により主人公は外的な目的に焦点を絞る。それは、きっかけとなる事件が提示する問題を解決してくれるだろうと主人公が信じる行為あるいは物のことである。簡単に言えば、主人公は人生をよりよくするためにその目的を達成し…

3スクリーンのストーリーの要素

1バックストーリー バックストーリーは必要最小限にとどめること バックストーリーを簡潔に考えること2内的な欲求 「たとえば「レインマン」ではチャーリー・バビットというキャラクターは彼の父との過去の関係の中での出来事が原因で、彼自身の感情的な部…

2観客を満足させること

誘い 観客に関心を持ってもらう 第1幕の最も早い段階で観客の面々が自らに「そのキャラクターが、この困難からどのように脱出するのか見てみたい」と思う必要がある 期待 第2幕でストーリーのテンションをあげ、もっと面白いことになるだろうと期待を高め…

1ドラマは葛藤である 脚本の前提

ストーリーの連続した時間を充分に考えて短縮し、キャラクターの人生の変化の成功や失敗に直接の影響をもつ出来事だけを抜き出して、脚本家は一つの前提、すなわちストーリーの中心となる葛藤を簡潔に示すものをつくる 1主人公は誰か 2敵対するのは誰か 3…

1ドラマは葛藤である

脚本家の仕事は、人生から重要な事件を抜き出して、それらを強弱をつけて配列し、その変化のストーリーを語ることである。 これをするために脚本家は、時間を圧縮し出来事を凝縮する ハリウッド脚本術―プロになるためのワークショップ101